時遊人です。(^O^)
今日友人と昼食を食べに行ったんですが、僕が保有していたある1銘柄だけを友達の前で決済したんですね。
その利益が友人の月給の半分くらいあって僕が昼食をおごることになりました。
それは全然良かったんですが、その時友人が笑いながら「飯食いながら俺の月給の半分以上稼ぐなんて魅力的な世界だなぁ」と言ってきました。
それに対して僕は「魅力的だと思うなら飛び込んでくればいいじゃん」と言いました。
すると友人は「俺には無理だよ」と言いました。
僕はそれ以上何も言いませんでしたが、勿体無いなぁと思いました。
興味を持っているのにチャレンジもせずに諦める…
もしかしたら成功するかもしれないのに一歩が踏み出せないんですよね。
興味がないならまだしも、興味を持ちながらチャレンジしないことほど勿体無いことはないと思います。
人生変わる可能性もあるのに…
なんてことを思いながら、昼間からビールを飲んでいました。(笑)
まぁ彼の人生は彼が決めることですので、やりたいようにやればいいですね。
でも昼間からビール飲みながら稼げる仕事なんて、なかなかないですよね。
僕は一歩踏み出して良かったなぁと思いました。
やはりスイングトレードは最高です。
今回は出来高と株の値動きの仕組みについて書きたいと思います。
出来高とは何?
株式投資で出来高とは株の売買が成立した株数のことを言います。
例えば、ある銘柄を買いたい人、売りたい人で1000株取り引きされると、出来高は「1000株」となります。
人気のある株は出来高が多くなり、そのため出来高は人気のバロメーターだと言い換えることも出来ます。
普段出来高が少ない銘柄の出来高が増えてくると、その銘柄が人気化している証となります。
以下の画像の下の方にある棒グラフが出来高を示すものです。
↓
この画像を見て頂ければ分ると思いますが、出来高の急増と共にチャートも急騰しています。
このように普段出来高がない銘柄が、何かしらの材料などによって出来高が急増し、一気に株価が急騰することも珍しくありません。
逆に出来高急増で株価が一気に下落することもあります。
つまり、出来高の急増は株価が大きく動く合図と言えます。
ここを狙うことで稼ぎやすくなります。
ただ、出来高は何の前触れもなく急増するわけではありません。
出来高の急増にはきちんとした理由があります。
出来高を動かして株価を上昇させる要因は以下のものがあります。
- ニュースや決算などなんらかのファンダメンタルな要因
- 銘柄の上昇に伴う短期投資家たちの参入
- 株式分割による流動性の上昇
- 人気株化やテーマ株による短期投資家の参入
- 外資系証券などの空売りの買い戻しによる釣り上がり
これ以外にもありますが、主にこれらが出来高の急増で株価が上がる要因です。
この要因で出来高が増える理由を簡単に説明しますね。
・二ュースや決算などなんらかのファンダメンタルな要因
企業のニュースや好決算などが発表されることで、これまで取引されなかった株の出来高が急激に増えることがあります。
例えば最近の例で言いますと、スマホゲームのポケモンGOリリースで任天堂株や関連銘柄の出来高が大きく急増し、株価も急騰しました。
出来高増加と株価上昇はこのような良いニュースから始まります。
・銘柄の上昇に伴う短期投資家たちの参入
企業のニュースや好決算などによって人気化すると出来高増加と株価上昇にともない1日の値幅がかなり大きくなることがあります。
そうなると1日の上下の動きが激しくなるので短期投資家や証券ディーラーが参入し始めます。
短期投資家や証券ディーラーはその銘柄が盛り上がっている限りは、そこで短期取引を行うことで小さな値幅で繰り返し利益を得ようとします。
・株式分割による流動性の上昇
株は人気が出てくると株価が大きく値上がりします。
1000円だった銘柄が10000円になるということもあります。
最低取引単位が100株だったとしたら、元々は10万円で買えた株が100万円必要になってしまいます。
そうなると資金力のない投資家は取引が出来なくなり、その銘柄の出来高は減り、株価の上昇は止まってしまいます。
ですが企業からすれば株価は上げられるところまで上げたいと思っているので、株式分割を行います。
株式分割で資金力の弱い投資家が手を出せるレベルまで価格を落とすことで、再びその銘柄が盛り上がり更なる株価の上昇に期待出来ます。
例えば10000円の株式を1:5の割合で分割すると2000円になり、これまで100株買うのに100万円必要だったのが20万円で買えるようになります。
こうなれば資金力の弱い投資家も取引が出来るようなり再び出来高増加と株価の上昇に繋がるというわけです。
・人気株化やテーマ株による短期投資家の参入
人気化した株やテーマ株には多くの短期投資家が集まります。
先程も書きました任天堂株が良い例です。
スマホゲームのポケモンGOリリースで人気化しましたが、それまでは1日の出来高も少なく値幅も大きいものではありませんでした。
ですが一気に株価が上がり関連銘柄も出来高増加で株価が急騰しました。
僕はスイングトレードがメインですが、実はこの時1日だけデイトレードでポケモンGO関連を取引しました。
↓
このように、人気化した株やテーマ株には多くの短期投資家が集まり、出来高の増加に繋がります。
・外資系証券などの空売りの買い戻しによる釣り上がり
空売りは株価が下げれば利益が出ますが、逆に上昇したら損になります。
外資系証券のような資金力のある機関ともなれば、一つの銘柄の株価を下げるために大きな資金を使って空売りをして強引に株価を下げようとしてきます。
外資系証券は株価が上がれば上がるほど空売りを仕掛けてきますが、いくら資金力があっても市場の大きな流れに負ける時があります。
その時に多量の空売りの買い戻しを行い、その流れに合わせて短期投資家も取引に参加してきます。
その瞬間資金が大量にその株式に流れ込んできて、株価も出来高も大きく伸びることになります。
以上が出来高が増える理由となっています。
出来高とは何か、出来高が増える要因と理由は何かが分かったところで、次に出来高と値動きの判断について説明しますね。
出来高と値動きの判断はスイングトレードが簡単?
一般的に株価が低迷を続けてきた銘柄の出来高が増えてきた場合は、注目度が上がっていて、今後株価が上がる可能性が高いと言われています。
また、株価が上がってきた銘柄の出来高が減ってきた場合は、注目度が下がっていて、今後株価が下がる可能性が高いと言われています。
以上のことから、出来高とチャートを一緒にチェックすることでトレードの精度が上がります。
逆に出来高が伴わない値動きは、リスクが高く値動きが読みにくいので取引しない方が良いです。
で、出来高とチャートの組み合わせはスイングトレードにはもちろん、デイトレードにも役立ちます。
ただ、出来高と値動きの変化はスイングトレードの方が簡単に見極めることが可能となっています。
デイトレードは1日の中で株価が上がったり下がったりして、出来高も多い時間や少ない時間があって、多くのポイントで判断が必要になってきます。
ですが、スイングトレードは1日単位で出来高の増減を見るため、日足チャートと合わせて見れば値動きの判断が比較的簡単に出来ます。
例えば、チャートで株価の上昇がなくなってきたなと思った時に、出来高を見ます。
この時まだ出来高が前日と変わらないくらいあれば、様子見で良いと思いますし、明らかに出来高が減ってきていれば、保有株を売ろうという判断も簡単に出来ます。
これは1つの例に過ぎないので、必ずこの方法で稼げるというわけではありませんが、デイトレードに比べて判断ポイントが少ないことは間違いありません。
デイトレードは判断ポイントが多い上に、判断スピードも必要になってきます。
以上のことから、出来高とチャートを使った取引ではスイングトレードは簡単に判断が出来て稼ぎやすいと言えます。
僕自信がスイングトレード派ですので言えることかもしれませんが、デイトレードよりスイングトレードの方が楽です。
チャートチェック、移動平均線チェック、出来高チェック、どれをとってもスイングトレードの方が判断しやすいですからね。
これから株式投資を始める人は、スイングトレードであらゆる指標を使って、ゆっくりと冷静に判断して経験を積み重ね、慣れてきてからデイトレードにチャレンジするのもアリかもしれません。
冷静な判断が出来ないと、どんな手法でやっても稼げるようになりませんので、最初はゆっくりと判断できるスイングトレードをおすすめします。
最後に…
ということで今回は、「出来高と株の値動きの仕組み。スイングトレードは簡単に稼げる?」について書いてみましたが、いかがでしたか?
値動きを判断するのに多くの指標を使いますが、その中でも基本的なものとされているのが出来高とチャートです。
多くの指標を組み合わせることでトレードの精度が上がりますが、スイングトレードはこの2つの組み合わせだけでも、そこそこ良い判断が出来ます。
もちろん多くの指標をチェックするに越したことはありません。
ですが、初心者が最初から全ての指標を使うと混乱してしまいます。
スイングトレードの場合は、まずはチャート、出来高、移動平均線で判断してトレードを行なってみましょう。
慣れてきたら徐々に新しい指標を取り入れてトレードの精度を高めていってください。
中途半端にいろいろなことを取り入れると、使いこなせず失敗に繋がる可能性が高いです。
一歩ずつ進み確実な成長をしてくださいね。